仕事を知る
WORKS
タイル張りは、職人の美意識が光る作業です。壁面や床面のタイルを張っていきます。タイルで隙間なく埋めるためには、下地のコンクリートをしっかりとならし、ずれないように置いていく必要があります。集中力が必要な繊細な作業です。
モルタル塗りは、左官の花形的な作業です。モルタルと呼ばれるコンクリートやセメントに似た材料を、専用のコテで壁面に塗ります。絵画を描くときのようにモルタルを乗せて伸ばす作業は高い技術力が必要です特に、モルタル仕上げ(モルタルを施して作業を完了する仕上げ)の壁面や床面を行うときは、左官職人の技量がそのまま見栄えに直結します。見栄えに直接現れる分、技量を発揮できる左官の見せ場でもあります。
外構とは、家の敷地内の建物以外の部分のことです。駐車スペースのコンクリート舗装や、家の門柱、柵、カーポート、庭などがこれに当たります。左官職人は、コンクリートで地面を覆う際に活躍します。コンクリートを敷いたうえで、その表面を均一にならし、美しい見た目を作ると同時に、水はけのよい安全な床面を作ります。このように、左官職人はさまざまな場面で重宝される仕事なので、仕事の幅は現場作業員の中でも広いといえます。
未経験の方は、手元作業から始めていただきます。手元とは、先輩職人の近くで道具や材料を運んだり渡したり、掃除をしたりする役割です。納期や作業の時間を考える必要のある職人は、忙しく働いています。見習いとして先輩を支えることで、仕事のイロハを覚え、先輩との信頼感も構築し、その後をスムーズに学べるような基礎を作ります。
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